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2025年7月
  • 私の副鼻腔炎、受診した科の体験談

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    あれは忘れもしない、数年前の冬のことでした。最初はただの風邪だと思っていたのです。鼻水と咳が少し出て、微熱もあるかな、という程度でした。市販の風邪薬を飲んで数日様子を見ていたのですが、一向に良くなる気配がありません。むしろ、鼻水は黄色くネバネバしたものに変わり、鼻の奥がツーンとするような不快な感じが強くなってきました。そして何よりつらかったのが、頭痛です。特に前頭部や目の奥がズーンと重く、時にはガンガンと痛むこともありました。お辞儀をしたり、下を向いたりすると痛みが強くなるのが特徴的でした。これは普通の風邪ではないかもしれないと思い、インターネットで症状を検索してみると、「副鼻腔炎」という病名がヒットしました。そして、受診するなら耳鼻咽喉科が良いという情報が多く見られました。幸い、自宅の近くに評判の良い耳鼻咽喉科のクリニックがあったので、早速予約を取って受診することにしました。クリニックでは、まず問診でいつからどのような症状があるのか、詳しく聞かれました。その後、鼻の中をカメラのようなもので見てもらい、レントゲン検査も受けました。診察の結果、医師からは「典型的な急性副鼻腔炎ですね。副鼻腔に膿が溜まっています」と告げられました。やはり、という思いと同時に、原因がはっきりして少しホッとしたのを覚えています。治療としては、抗生物質と炎症を抑える薬、鼻水を出しやすくする薬などが処方されました。また、クリニックで鼻の洗浄とネブライザー療法も行ってもらいました。鼻の洗浄は少し痛いのかなと不安でしたが、実際にはそれほどでもなく、終わった後は鼻の通りがスッキリして気持ちが良かったです。処方された薬をきちんと飲み、週に数回通院して処置を受けた結果、あれほどつらかった頭痛や鼻の不快感は徐々に改善していきました。完全に良くなるまでには二週間ほどかかりましたが、あの時、自己判断せずに耳鼻咽喉科を受診して本当に良かったと思っています。もし同じような症状で悩んでいる方がいたら、早めに専門医に相談することをお勧めします。