巻き爪の治療法の一つとして、ワイヤーやクリップ、プレートといった器具を用いて爪の形を徐々に平らにしていく「矯正治療」があります。この矯正治療は、手術をせずに巻き爪を改善できる可能性があるため、多くの方に関心を持たれています。では、この巻き爪の矯正治療は、どの診療科で受けることができるのでしょうか。巻き爪の矯正治療を積極的に行っているのは、主に皮膚科です。皮膚科医は爪の構造や疾患に精通しており、様々な種類の矯正器具の中から、患者さんの爪の状態や症状の程度、ライフスタイルなどに合わせて最適なものを選択し、装着・調整を行います。代表的な矯正法としては、爪の先端に特殊な形状記憶合金のワイヤーを装着し、その張力で爪を持ち上げる方法や、爪の表面に薄いプレートを貼り付けて爪の弯曲を矯正する方法などがあります。これらの治療は、基本的には痛みが少なく、装着したまま日常生活を送ることができるのがメリットです。ただし、爪が伸びるのに合わせて定期的な通院が必要となり、治療期間も数ヶ月から一年程度かかることが一般的です。また、矯正治療は保険適用外(自費診療)となる場合が多いことも知っておく必要があります。費用は医療機関や使用する器具によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。形成外科でも、巻き爪の矯正治療を行っている医療機関があります。特に、他の治療法と組み合わせて矯正治療を行う場合や、より専門的な知識が必要とされる難治性の巻き爪の場合などに、形成外科医が対応することがあります。さらに、フットケアを専門とするクリニックや外来でも、巻き爪の矯正治療に力を入れているところが増えています。こうした施設では、医師だけでなく、専門的なトレーニングを受けた看護師やフットケアセラピストが矯正治療を担当することもあります。矯正治療を行っているかどうかは、医療機関のホームページで確認したり、電話で問い合わせたりするのが確実です。また、使用している矯正器具の種類や、治療実績なども確認しておくと良いでしょう。矯正治療は、根気強く続けることで効果が期待できる治療法です。信頼できる医師や専門家のもとで、適切な指導を受けながら治療を進めていくことが大切です。
巻き爪の矯正治療、何科で受けられる?