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  • 非糖尿病患者が低血糖で病院へ行くべきか迷うとき

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    糖尿病の診断を受けていない方が低血糖のような症状を経験することは稀ですが、全くないわけではありません。もし非糖尿病患者が低血糖の症状に襲われた場合、病院へ行くべきかどうか判断に迷うことがあるでしょう。ここでは、そのような状況における行動と受診の目安を解説します。まず、非糖尿病患者の低血糖は、一般的に「反応性低血糖」と「空腹時低血糖」に分けられます。反応性低血糖は、食後に血糖値が急激に上昇し、その反動でインスリンが過剰に分泌され、血糖値が下がりすぎる現象です。空腹時低血糖は、食間が長すぎたり、何らかの基礎疾患が原因で起こるものです。症状としては、空腹感、手の震え、発汗、めまい、倦怠感、集中力の低下などが挙げられます。これらの症状が現れたら、まずは糖分を含む食品(ジュース、飴、ブドウ糖タブレットなど)を摂取し、安静にしてください。症状が改善すれば、一時的なものであった可能性が高いです。しかし、以下に示す状況では、医療機関の受診を強く推奨します。第一に、低血糖の症状が非常に重い場合です。意識がもうろうとする、けいれんを起こす、あるいは意識を失うといった重篤な症状が現れた場合は、迷わず救急車を呼ぶか、緊急で医療機関を受診してください。非糖尿病患者であっても、重度の低血糖は脳に深刻なダメージを与える可能性があります。第二に、糖分を摂取しても症状が改善しない場合や、一時的に改善してもすぐに症状が再発する場合です。これは、一過性の反応ではない可能性があり、何らかの基礎疾患が原因で低血糖が起きている可能性を疑う必要があります。例えば、インスリノーマ(インスリンを過剰に分泌する腫瘍)、肝臓病、副腎皮質機能低下症、あるいは特定の薬剤の副作用などが考えられます。このような場合は、内科を受診し、詳細な検査を受けることが重要です。第三に、低血糖の症状が繰り返し現れる場合です。例えば、週に数回以上、食事とは関係なく空腹時に症状が出たり、特定の食事パターン後に必ず症状が現れたりする場合です。