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ひどい生理痛を我慢し続けた私の病院体験記
私は10代の頃から生理痛が非常に重く、毎月1度は必ず学校やアルバイトを休んで寝込んでしまうほどでした。しかし当時の私は、生理痛は女性なら誰もが我慢するものだと思い込んでおり、母からも生理は病気じゃないからと言われて育ったため、病院を受診するという選択肢が頭にありませんでした。20代半ばになり、社会人として働き始めると、生理のたびに会社を休むことに強い罪悪感を感じるようになりました。市販の鎮痛剤を1日に何度も服用し、お腹にカイロを貼ってなんとかデスクにしがみついていましたが、ある月、あまりの激痛に冷や汗が止まらなくなり、椅子に座っていることさえできなくなりました。同僚の勧めでようやく重い腰を上げ、何科に行けば良いのか調べた末に、会社近くの婦人科クリニックを予約しました。初めての婦人科は非常に緊張しました。特に内診台に乗ることへの抵抗感が強かったのですが、担当の女性医師は私の不安を察してくれ、まずは問診と血液検査、そしてお腹の上からのエコー検査から始めましょうと言ってくれました。診察の結果、驚いたことに私の生理痛の原因は子宮内膜症という病気であることが判明しました。子宮の内膜に似た組織が、本来あるべき場所ではない卵巣の周りにできてしまい、それが生理のたびに出血して炎症を起こしていたのです。医師からは、よくここまで我慢しましたね、これは痛かったはずですよと言われ、その言葉だけで自分の苦しみが認められた気がして涙が溢れました。それから低用量ピルによる治療を開始しましたが、驚くことに翌月の生理からは嘘のように痛みが軽くなりました。これまでの10年間、あんなに苦しんでいたのは一体何だったのかと思うほど、生活の質が劇的に変わりました。生理痛が軽いというだけで、1ヶ月がこれほどまでに長く、活動的に使えるのだと初めて知りました。内診についても、2回目の受診時に覚悟を決めて受けましたが、時間はわずか数分で、痛みもほとんどありませんでした。何より、自分の子宮の状態を直接見てもらうことで、がん検診なども同時に行えて安心感が得られました。もし私がもっと早く病院へ行っていたら、あんなに多くの時間を痛みで無駄にすることはなかったでしょう。また、子宮内膜症が進行して不妊の原因になるリスクも下げられたはずです。今もし、この記事を読んでいる方の中に、生理痛で毎月動けなくなっている人がいたら、どうか私のように我慢しすぎないでください。婦人科は決して怖い場所ではありません。むしろ、女性としての体調を整え、毎日を明るく過ごすための強い味方になってくれる場所です。1人で悩み続けず、まずは信頼できる専門医に相談してみてください。その一歩が、あなたのこれからの数十年間の人生を大きく変えることになるかもしれません。