ある日突然、右側の背中に感じた違和感は、私の生活を少しずつ蝕んでいきました。デスクワークの最中に、右の肩甲骨から腰にかけて鈍い痛みが走り、次第に仕事に集中できなくなったのです。最初は寝不足やストレスのせいだと言い聞かせていましたが、1週間経っても症状は変わらず、むしろ右腕を動かすだけで背中に響くようになりました。私は何科に行くべきか悩み、まずは職場の近くの総合内科を受診することにしました。内科では血液検査と腹部エコーを受けましたが、内臓の数値はすべて正常で、医師からは骨や筋肉の問題かもしれないので整形外科へ行くように勧められました。翌日、整形外科を受診した私は、そこで精密なレントゲン撮影を行いました。結果、私の背骨は右側にわずかに湾曲しており、それが右側の筋肉に持続的な過緊張を強いていることが判明しました。医師からは、今のスマートフォンの使いすぎや猫背の姿勢が、右側の筋膜を癒着させ、痛みを引き起こしていると説明を受けました。改善策として提案されたのは、内服薬による消炎鎮痛と、週に1回の理学療法、そして自宅での姿勢矯正でした。さらに、私自身で実践したのが、作業環境の改善です。椅子の高さを調整し、モニターを視線の高さに合わせることで、右側に偏っていた重心を均等にするよう心がけました。また、お風呂上がりに肩甲骨を寄せるストレッチを取り入れたところ、2週間後にはあんなに重かった背中が劇的に軽くなりました。今回の経験で学んだのは、背中の右側の痛みに対して、まずは内科で内臓疾患を否定してもらうという手順の正しさです。もし最初から整体などに行っていたら、万が一内臓が悪かった場合に手遅れになっていたかもしれません。病院をハシゴするのは大変でしたが、それぞれの専門医からお墨付きをもらうことで、安心してリハビリに取り組むことができました。現在の私の背中は非常に快調ですが、これは早期に専門科を受診し、自分の体の構造的な弱さを知ることができたからです。背中の痛みは、日々の生活習慣を見直す絶好の機会でもあります。何科へ行こうか迷っている間に、体はさらに疲弊していきます。早めの受診が、健やかな毎日を取り戻す最短ルートであることを、身をもって実感しました。
背中右側の痛みで悩んだ私の通院記録と改善策